--ハリネズミさんのお話。--
アルブル菓子店の人気者、ハリネズミさんについて。
何故ハリネズミなのか?とよく聞かれます。
そのお答えを。
いつからいたのか不明なのですが、お店を始めるずっと前から、
ハリネズミさんは、シェフの菓子道具箱にいたのです。
その道具箱の中には他にもいろいろな種類の抜き型がありましたが、
プライベートでよくシェフが焼いてくれていたのはハリネズミ。
我々は「ハリさん」と呼んでいました。
お店を始めることになってから、商品展開の話し合いで、
かわいいクッキーもあったほうがいいよね、 と言うことになり、
それならハリさんしかいない、と意見が一致したのでした。
商品名を「ハリネズミクッキー」とかにせず「ハリネズミさん」にしたのも
愛あるがゆえ。いつからシェフの道具箱にいたのか、いつから出番を待っていたのか、
なぜそこにいたのかさえも、分かりませんが、
お待たせハリさん。
アルブル菓子店スタート時にエースとして満を持して登場したのでした。
(私は、ハリさんが勝手に道具箱に来て住みついていたのだと思っていますよ、今でも。)
お店を始めてから発覚したのですが、
シェフの実家の古い本棚の絵本コーナーに、ハリネズミの絵本がありまして。
え、もしかして。30年以上前からハリネズミ好きだったのかもしれません。
飼うのは難易度が高そうで、寿命を考えても躊躇してしまっていて、
でも、好き。毎日Instagramでみています、ハリネズミ画像。